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自然のプログラム
自然のプログラムとは、女性の身体に備わっている「子供を産み育てる、次世代につなぐ」ために女性の身体に変化をもたらすシステムの事を言います。それは、自然に備わっており、妊娠前、妊娠中、出産、産後とそれぞれ身体に変化をもたらします。
産後の身体の変化
- ホルモンを影響させ、開いた骨盤を閉じる、子宮を収縮させる
- 子供の世話をしやすいように身体を整える
- おっぱいを出す
- 子供の要望を理解し、それに応じる
自然のプログラムは、このような変化を身体にもたらします。
授乳期の食事
身体のエネルギーをおっぱいを出すために使います。そのため、母体は疲れやすくなります。
授乳期の食事はおっぱいを出すために変える必要があります。
授乳期のおすすめの食事
- 質の良い肉に変える。(質の良いとは、霜降りのような高級な肉の事ではなく、広い牧場、良い餌で育った肉の事を言います。そのため値段が高くなっています)
- 旬の魚
- 無農薬の野菜(農薬の野菜は、農薬を処理するのに内臓に負担がかかります。授乳期にはできるだけ無農薬の野菜に変えましょう。無農薬の野菜は旬のものが多いので、ミネラルやビタミンが豊富です。)
- 無農薬の米又はバスマティライス・タイ米に変える
- 平飼い卵(普通の卵は身動きもできない狭い鶏小屋で飼われた鶏の卵ています。平飼いのような、広いところで飼われた鶏の卵の方が栄養が豊富で質が良いです)
- 海藻
- ギー(ギーとは、不純物を取り除いたバターオイルの事を言います。インド産がおすすめです)
授乳期の終わり
赤ちゃんの成長によって卒乳の時期は変わります。個人差があります。
卒乳後は食事を変えていきましょう。
授乳期の終わり合図
- 個人差がある
- ストロー付きのマグカップで飲めるようになった時
- 離乳食を食べだした時
- ジュースが飲めるようになった時
授乳を終わらせる
卒乳の時期
- 授乳期の終わりの合図が出た時
- 合図が出たら母乳を一気にやめ粉ミルクにする
離乳食が始まった後も長い間母乳を飲ませるリスク
- ビタミンD不足になる(ビタミンDには免疫力を高めたり、骨や歯などをにしたりする働きがあります。母乳に含まれるビタミンDは低濃度のため、母乳のみで育った赤ちゃんはビタミンD不足になる)
- 鉄分不足になる(6か月以上になると、胎児のときに貯蔵していた鉄分が減少する。母乳に含まれる鉄分量は少ないため、鉄分不足になる)
- 虫歯のリスクが上昇(卒乳の時期と虫歯の発生に関する研究によると、卒乳の時期が遅くなるにつれ、虫歯の発生が増加する)
- お母さんと赤ちゃん両方に負担がかかる
このようなリスクがあるため、卒乳すると決めたら、一気にやめ、質の良い粉ミルクに変えましょう。
授乳期後の食事
授乳期後の食事はおっぱいを出すための食事から、身体の回復のための食事に変わります。
- 肉を減らす(質の良いものを取る)
- 旬の魚を食べる
- 無農薬野菜を取る
- 無農薬の米又はバスマティライス・タイ米に変える
- 平飼い卵を取る
- 海藻を取る
- 乳製品を取る(できれば、広い牧場、良い餌で育った質の良い乳製品をとる。質の良い牛乳、ヨーグルト、チーズなど)
回復のための食事は、栄養豊富なものを食べる事と、肉を減らし、ギーを控えます。
おすすめの粉ミルク
おっぱいを一気にやめた後におすすめの粉ミルク
生理が始まると毒出しが始まる
自然のプログラム
産後早い人は2カ月ほどで生理が来ます。
女性の身体に備わった自然のプログラムは排卵前~排卵~排卵後、生理前~生理と女性の身体に変化を起こします。
排卵前~排卵~排卵後
- ホルモンを影響させ、骨盤を締める
- 身体は向上し、内臓は整い、血流が良くなり、身体が良い循環をする
- 精神状態は良い
生理前~生理
- ホルモンを影響させ、骨盤を緩める
- 全身毒出しを始める、生理に残りを排出する
- 精神状態はゆっくり
自然のプログラムはこのような変化を、排卵前後と生理前後に起こします。

当院では、整体で身体を整えると共に、この自然のプログラムに沿った生活の改善方法をお伝えしています。
自然のプログラム沿う事で、身体が整いやすくなり、自分でも健康管理が容易になるからです。
排卵を知る
自然のプログラムに沿った生活をするには、まず排卵を知ることが重要です。
なぜなら、排卵のために、身体は生理を起こし毒出しをするからです。生理から考えるとおかしくなりますので、まずは基礎体温を付け排卵日を知りましょう。
生理前~生理は毒出し
生理前から毒出しをはじめ、生理直前~生理初日に毒出しMAXになります。その後生理は残りの毒の排出をしていく流れになります。
出産後の生理は毒出しの量が多いです。授乳期が終わった方は毒出しに合わせて食事の改善をしましょう。
出産後に生理が始まった後の食事
授乳期に生理が始まった時の食事
授乳期の食事を続けましょう。
授乳期が終わり、生理が始まった後の食事
排卵前後と生理前後の食事が変わります。
排卵前~排卵~排卵後の食事
- 肉を減らす(質の良いものを取る)
- 旬の魚を食べる
- 無農薬野菜をできるだけ取りいれる
- 無農薬の米又はバスマティライス・タイ米にできるだけ変える
- 平飼い卵を取る
- 海藻を取る
- 乳製品を取る(できれば、広い牧場、良い餌で育った質の良い乳製品をとる。質の良い牛乳、ヨーグルト、チーズなど)
生理前~生理の食事
- 一日一食を5日間する(毒出しMAXの時期)できない場合は量を減らす。
- 肉を食べない
- 旬の魚を取る
- 無農薬野菜中心の食事にする
- 無農薬の米、又はバスマティライス・タイ米を取る
- 海藻を取る
- 乳製品を取る(できれば、広い牧場、良い餌で育った質の良い乳製品をとる。質の良い牛乳、ヨーグルト、チーズなど)
- お腹が減ったら無農薬の野菜、果物ジュースやホットチャイなどを飲む
生理前後は毒出しですが、出産後は普段の生理期よりも毒の量が多いです。毒出しをしている内臓に負担のないものに変える事で、自然のプログラムの動きが良くなります。つまり毒の排出が進みます。その後の排卵期の調子も良くなります。
自然のプログラムに沿った食事に変えていく事で、身体が整っていき、排卵のたびに身体や精神が向上していきます。
産後の不調も減り、子供といる時間が増えます。又その時間もより良いものになります。
整体では、身体を整えると共に、自然のプログラムに沿った生活の改善をお伝えしています。
筋肉反射で身体の声を聞くことで、より細かく個人個人の状態に合わせた食事の改善をすすめています。