内臓疲労からの腰痛

内臓疲労からの腰痛とは

内臓疲労から腰痛になることがあります。

筋肉骨格からの腰痛は、痛みの出ない姿勢がありますが、体制を変えても痛みの質が変わらない時は内臓疲労、または内臓の病気からの腰痛の場合があります。整体では2種類の内臓疲労に分けられます。

胃腸の疲労からの腰痛

疲労する要因

  • ストレス
  • 性格が悪い
  • 食べ過ぎ
  • 自然治癒力の低下

ストレス

ストレスには大きく2つあります。外的要因と内的要因です。

外的要因のストレス

生活環境や社会からのストレスの事を言います。

環境や社会から半ば強要されていることにより歪まされ身体や精神がついていかないため、最もストレスを感じやすい胃腸に不調が出る。

例えば、バリバリ仕事していた人が、事故により車いすになった。麻痺したのは下半身のみであったので、前と同じように仕事をこなしたが、身体障がい者とされたため、給料は下がり、上がることもなくなった。ほかに仕事を求めたが、障がい者雇用とされ、同じような給料であった。仕事ができたため、絶望した。

これは、事故前と同じ仕事ができても、環境や社会から「障がい者は仕事ができない」という強烈な思い込みを押し付けれている。この絶望はこの人の大きなストレスとなった。

このように、自分では変えられない環境や社会からのストレスの事を外的要因のストレスと言います。

内的要因のストレス

性格や考え方から起こるストレスの事を言います。

同じ状況であっても、人によってストレスの量が変わります。マイナスが多い方は、最もストレスを感じやすい胃腸にでる。

例えば、先ほどの車いすになった人を例にとってみると、Aさんは絶望したが、自分を変えた。同じ仕事で、複数の会社から仕事を請け負う、個人業主となった。数年後には事故前の給料の数倍稼ぐようになった。事故前より家族との時間も増えた。Bさんは絶望した。ふてくされた。会社でも仕事をしなくなった。自分の気持ちをわからない家族にあたるようになった。ストレスは大きくなり胃腸の病気になった。

Aさんは自分が変える事ができない環境や社会からの押し付け(外的要因)から離れ、自分(内的要因)を変えた。

Bさんは自分が変える事ができない環境や社会からの押し付け(外的要因)のせいにした。

つまり内的要因のストレスとは自分で大きくも小さくもできる。自分で変えられる性格や考え方から起こるストレスを、内的要因のストレスと言います。

性格が悪い

AさんとBさんの話のような状況になった場合、誰もがAさんを選びます。しかしほとんどの人がBさんのような行動をとります。

要因

  • 自分はAさんのようにできない
  • そんなに上手くいくわけがない
  • 同情された方が楽だ
  • 社会や環境のせいにして、思考停止する

こういう考えを性格が悪いと言います。

こういう考え方を持つ方は、追い詰められた状況でBさんの道を歩むことになります。

こういう思考癖のある方は、内臓に負担がいきます。自分にもあるなという方は治しましょう。色々なパターンでこの思考癖は出てきますので、ゲームのように治せると楽です。

食べ過ぎ

消化にはパワーがいりますので、食べ過ぎは内臓に負担がかかります。食べて眠くなるのは、そのせいです。弱っている内臓で食べ過ぎを続けますと、消化できずに内臓に残り胃腸の負担となります。又、処理されない毒が全身をめぐり、他の病気の要因にもなります。食べ過ぎた日は、内臓を休ませましょう。

自然治癒力の低下

上に記した要因を繰り返す事により、自然治癒力が低下していきます。回復力がなくなり、ストレスに弱くなる、食べ過ぎで内臓を休ませても、回復しなくなります。

腎臓疲労からの腰痛

疲労する要因

  • 身体の中心を使えていない
  • 性格が悪い
  • アドレナリンの使い過ぎ

身体の中心を使えていない

身体の中心を使えていない。身体の外側で踏ん張っている。

このような身体の癖がある人は腎臓が疲労しやすいです。

性格が悪い

  • やるべき、こうすべき、しなければ
  • 私はできる
  • 自分さえよければいい

このような思考癖があります。

やるべき、こうすべき、しなければ

物事を行う時にやるべき、こうすべき、しなければ、の思考癖がある方は要注意です。

ただ行えばよいことを、大げさにしている。又は、気力が出ないのでこれを使っている。つまり鬱状態から仕事モードにするために使っています。軽い躁鬱があるという事です。これを他人にまで押し付け出しますと、「あなたも私のようにやりなさい」という事ですので、他人を躁鬱に追い込む可能性があります。これは腎臓を使いますので、腎臓が疲労します。

やるべき、こうすべき、しなければを腎臓を使わずに言えるのは、国や大きな企業を動かせる人だけです。それ以外の人は他人を巻き込む可能性がありますので、やめる事をおすすめします。

この言葉を使っているあなたはどうですか?

私はできる

他人の評価とは裏腹に自分はできると思っている。実際に仕事場では、仕事ができる部類に入る人もいますが、他者の評価より、自己評価が高いといえます。こういう人は、やるべき、こうすべきを使っていたり、他人に押し付けていたりします。やはり腎臓は疲れます。私はできるをやめてみましょう。

自分さえ良ければよい

このような思考をされている方は少ない。なぜなら、道徳では、タブーとされているので、このような考えは性格が悪いという刷り込みが強くあります。これを見ているほとんどの方はこのような考えはしたくないと思っています。

そのため、この考えは思考の奥深くに隠されています。これを見て、「私の事だ」と思った方は、すごくできてる人物だと思います。これは自分では探せません。知らず知らずに腎臓に負担がかかります。

他人を見てこの人は自分勝手だ、自分さえ良ければよいと思っているなど、思った方はいるかもしれません。この他人も又、自分さえ良ければよい人は良くないと思っている。

たまに、そう見せかけて、相当にできる人物がいます。絶対にできる事をアピールしませんので自分勝手に見えたりします。できている人物の場合生涯会えるかどうかの人なので、良く観察しましょう。

自分を変える

腎臓疲労の方に多い思考癖を上げましたが、このタイプの方は、実は胃腸疲労で書いたBさんの思考が奥にあります。そのため、自分の中のBさんの思考を変えようとし、このような思考をするようになった可能性があります。

つまり腎臓疲労の方は、胃腸も疲労している。

思考癖を治すには、両方の思考癖を少しづつでも直していく事です。まずは、他人に仕事とはこうすべきを押し付けている人はやめましょう。特に何の問題もなかった人がそれを真似して、腎臓疲労にしてしまう場合があるからです。

このパターンで腎臓疲労になってしまった場合はべきを押し付けてくる人(外的要因)から離れる事で良くなります。真似はしない事です。

アドレナリンの使い過ぎ

なぜ腎臓が疲労するか、アドレナリンの使い過ぎです。

アドレナリンは腎臓にくっついている副腎から出ます。腎臓が疲労します。上に記した身体の使い方や思考癖の人は、アドレナリンを使いすぎています。

腎臓が疲労する事や身体の使い方の癖により、腰痛が起こります。この場合、筋肉の癖もありますので、状態を変える事で痛む場所が変わったりします。

内臓疲労からの腰痛を整える

胃腸疲労からの腰痛

内臓を整える、身体のバランスを整える事をしていきます

腎臓疲労からの腰痛

複合タイプの方もいます

内臓を整える、骨格を整える、筋肉を整える事をしていきます

両タイプとも、整体で身体を整える。整体時に教える身体の整える方法を日常していく。思考癖は気づいたら治していく(思考癖は時間がかかりますが、取り組めると、内臓の回復が早いです)

腎臓疲労タイプの方は、まずは、自分の中のBさん、会社や周りにいる人に押し付けを止めましょう。

生活の改善

  • 食事の改善
  • 運動
  • 睡眠

食事の改善

食事にスパイスを取り入れる

スパイスは漢方です

食べない時間を増やす

消化にはパワーを使います。食べない時間を増やすことで内臓を休ませる

一日2食の日を週に何日か作る。

胃腸・腎臓疲労どちらの方も食べない時間を増やすことが最優先です。

腎臓疲労の方は上の2つと

良い塩をとる

腎臓疲労ですので、粗悪な塩はやめましょう。塩の量を減らす必要はありません。良い塩をとりましょう。

運動

リズムにのる、ダンスをする

女性でしたらフラダンスやベリーダンスがおすすめです。

男性はタンゴ、日本舞踊おすすめです。タンゴリズムにのるだけでも良いです。

登山(登る必要はありません)

標高の高いところは整いますので、たまに行かれてみてください。負担がかかりますので、登る必要はありません。

整体時に教える整う方法をやっていく

これを日常やっていく事が最も整います。

睡眠

寝具は良いものを使う

シーツなどはこまめに交換しましょう。

ベッド周りに物を置かない

寝るためだけの部屋作り、お布団周りにしましょう。

眠れない方は、波の音や山の音など自然の音をかける。お香やアロマを焚くなどおすすめします。

以上となります。

まずは、ベッド周りに物を置かないなど今日やれることから、やりましょう。

間違っても、、べきでやらないようにしてください。