ジャガイモ

ジャガイモの歴史

アンデス高地を原産地とするジャガイモは紀元前5000年前に栽培が始まった。

インカ帝国や、アンデス文明において、主食の扱いであった。このジャガイモが世界へ伝播するのは栽培が始まってから6000年以上たってからである。

大航海時代に、ジャガイモはヨーロッパに渡る。

そこからジャガイモは急速にヨーロッパに広まる。

6000年以上原産地を出なかったジャガイモはどこにでも育つ強さとその効能において、戦争における兵士の健康を保つために広がった。

飢饉の多かったヨーロッパの農業の流れを変え、多くの民の命を救う事となった。

作物の育ちにくいアイルランドでは大規模にジャガイモを栽培した。数百年ののち、ジャガイモの病気が発生した。多くの餓死者が出たアイルランドでは、国を捨てアメリカ大陸へ移動する移住民が多かった。

ジャガイモの普及により、飢餓が少なくなったヨーロッパでは、人口が増えた。

それにともない、多くの品種改良がおこなわれた。その後収穫量を増やすため、農薬が普及するようになった。

農業の転機を迎えた。大規模なジャガイモの病気から人類は農薬をまくようになった。

人口が増えたことから、収穫量を増やすため農薬をまくようになった。

農薬をまく農家さんでも、自宅で食べるものは無農薬の物を食べていることがある。それは、農薬をまく時に防護服を付けているが、それでも身体に不調をきたしたり、長年のその作業で、身体を悪くしてきた事から、農薬が身体に悪い事を身をもって知っているからである。

もちろん最初に農薬をまいた人も人体に悪影響を及ぼすことは知っていた。

世界中の農家さんはそれを知っているが、人口増加と共に農薬は普及した。

ジャガイモは病気にならなくなった。餓死者はいなくなった。農薬は何十年とかけて身体に溜まり、病気を起こす。

消費者はそれを知っていた方がいい。農薬をまいてる本人は決して農薬の物を口にしない場合がある。

自分の身を守るのは自分である。もうすでに内臓は疲労している。病気になる前に食事を変えた方が良い。

無農薬の物を取り入れる事から始めてみると良い。ジャガイモは現代言われているより、効能が高いと思っていた方が良い。

なぜなら、ヨーロッパで戦争の際の兵士の食料として、取り入れられた。食料が少ない中、それは兵士に栄養とエネルギーを与えた。戦いの中、国を挙げて、兵士の健康を保つものを選んだと考えられる。ヨーロッパ中がジャガイモを国を挙げて選んだ。

そんな歴史を持つジャガイモの現代言われている効能は、抗酸化作用、疲労回復、整腸作用、活性酸素を抑える、代謝をよくする、身体を温める、細胞の再生、浮腫み防止、血圧を正常に保つ、骨を作る、便秘の解消、副腎の調整、ストレスを軽減する、と言われています。

戦いのさなか、色々な国に国家を挙げて選ばれたジャガイモは、これ以上の効能があると思われる。

原産地であるアンデス周辺の原住民は3食とも茹でる、又は蒸したジャガイモに唐辛子と岩塩を付けたものを食べている。これにたまに干し肉が付く。これが日々の食事であり、病気をしない。つまり、ジャガイモだけで事足りるという事だ。

アンデス文明は、飢餓がなかったと言われている。主食がジャガイモである。現代言われている効能より高いと言える。

ジャガイモによって歴史が動かされてきた。近代世界史はジャガイモが動かしてきた。

そんなジャガイモを毎日食べる事は健康の道から外れる事はない。